02冠状動脈開胸手術までに

冠状動脈開胸手術までに

35 年間主治医は内科の女医先生。今回、咳き込んだり胸が痛いので、軽い肺炎だろう思い、まずこの主治医の所に駆け込みました。レントゲンを撮り、もっと精密検査を受けた方が良いということで紹介状を書いてもらい、A系列病院(市内 2 番手の総合病院)に行きました。ところが 90 分待って 2 分の診察で肺炎と診察され、抗生剤3錠を渡されただけで帰されました。待っている90分、起きているのが辛いのでついに長椅子で横になってしまいました。内科医から渡されたレントゲン資料も見ているはずなのに、MRI も撮らずにこれだけの診断。また主治医の所に戻ると、心疾患の疑いがあるから、地元の B 総合病院(我が家から自家用車で5分の距離)に、主治医の先生一緒にすぐ行きました。ストレッチャーに乗せられ、MRI ・レントゲン・心電計検査室に移動していきます。検査結果、すでに不整脈が起こっていることから、心筋梗塞が発症と判明。即カテーテル手術のため手術室に運び込まれますが、そこで一旦意識を失います。直後、手術室から、「聞こえる?」ドスン・「聞こえる?」ドスンという声と音が漏れて来たのを家内は聞いたそうです。AEDによる蘇生でした。カテーテル手術が開始されました。ところが3本の冠静脈すべてがほぼ壊死状態で、ここでの手術は不可能と判断されます。そこで最後にカテーテル執刀医も同行し、B総合病院(我が家から自家用車で30分)に深夜救急搬送されました。緊急性が高いという事で8月9日C 総合病院での早朝の手術が行われました。心臓の上部にある冠動脈バイパス手術は7 時間に渡ったそうです。そこで私は一命を取り留めました。あと一日この事態を遅らせていたら恐らく私はこの時点で亡くなっていました。術後7日間ICU(集中治療室)で経過観察することになります。

一瞬の出来事で人は奈落の底に突き落とされるのです。

突然の恐怖が私に降りかかり、私の威厳を、あの風のように吹き払う。私の平穏は、雨雲のように過ぎ去った。

ヨブ記30章15節

 

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