設立趣意書

障害児者の明日を考える会(通称:つむぐ工房) 設立趣意書

1.設立の背景と目的
現在、私たちの住む伊勢崎市においても、障害を持つ方々を取り巻く環境は多様化しています。福祉制度の充実が進む一方で、「親亡き後の生活不安」「教育から就労への移行期の課題」「地域社会からの孤立」など、当事者やその家族が抱える悩みは尽きることがありません。

特に、ライフステージが変化する際(進学、卒業、就職、加齢など)に直面する壁は高く、既存の枠組みだけでは解決できないケースも多々見受けられます。

私たちは、障害を持つ子どもたち、そして成人の皆様が、住み慣れた伊勢崎の地で「明日を夢見て、自分らしく安心して暮らせる社会」を実現するため、本会を設立いたします。

2.私たちが目指すビジョン
本会は、以下の4つの柱を軸に活動を展開します。

(1)つながる: 家族同士の交流を深め、一人で悩みを抱え込まないネットワークの構築。

(2)学ぶ: 最新の福祉制度や医療、就労支援について学び、将来への備えを具体化する。

(3)届ける: 現場の声を吸い上げ、行政や地域社会に対して必要な支援や改善を提案する。

(4)つむぐ:重度の知的障害を持つ子供たちの居場所をつむぎだす(造り出す)。

3.主な活動内容(予定)
(1)定期的な交流会・勉強会の開催 (専門家を招いたセミナーや、茶話会形式の相談会)

(2)情報発信活動 (市内の福祉資源や制度に関する情報共有)

(3)行政への働きかけ (伊勢崎市の障害福祉計画に対する意見交換や要望)

(4)地域共生社会の推進 (市民向けイベントを通じた障害理解の啓発)

(5)重度知的障碍者対象のグループホームや放課後デイサービス等の開所の実現化

4.結びに代えて
障害があることは、その人の個性の一部であり、不利益を被る理由にはなりません。しかし、現状では制度の隙間で苦しんでいる方々がいるのも事実です。

私たちは、小さな声を大きな力に変え、子どもたちの「明日」が今日よりも輝くものになるよう、一歩ずつ歩みを進めていきたいと考えています。

本趣旨にご賛同いただける多くの皆様のご参加とご協力を、心よりお願い申し上げます。

令和8年(2026年)2月1日 「伊勢崎市障害児者の明日を考える会」設立準備委員会

発起人 浅香廣昭・孫振淑

「つむぐ工房」の名前の由来

「愛を紡ぐ」・・・この活動が親子愛・兄弟愛・隣人愛を育むきっかけとなるように
「命を紡ぐ」・・・この活動が命の尊厳を守り命を繋ぎとめる力となるように
「物語を紡ぐ・歴史を紡ぐ」・・・この活動が広く世の中にスタンダードとして認められていくように

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